Ripple研究所

Rippleは金融の仕組みを本当に変えるか? -リップルの仕組みと用語の解説-

リップル(XRP)は電気屋のポイントと変わらないって本当?

仮想通貨≠暗号通貨

XRPは仮想通貨であっても暗号通貨ではない

XRPは仮想通貨であっても暗号通貨ではないので、発行するための労力はほぼ0に等しい。

ビットコインのようにマイニングするためにマシンパワー(≒電力)が不要であり、日銀がお札をするよりもっと手軽に流通量を増やせる。

単なる一企業であるリップル社だけがXRPの発行権を持つ。

リップル社は現時点の1000億XRPのみで追加発行をしないと言っているわけだが、法の規制があるわけではないので、この口約束は覆る可能性はある。

ブロックチェーンの中でRippleが最も安全でない

とある中国企業の調査によると

中国CERTはこの中で、リップルのソフトウェアにはリスクの高い脆弱性が223あり「銀行がこのまま利用すれば、銀行や顧客に計り知れない損失を与える恐れがある」と結論付けた。

btcnews.jp

Ripple社の暗号学者はこの脆弱性リスクを否定している。

とはいえ、他の暗号通貨とは違い、高速な取引のためにチェックの仕組みを簡略し、PoWやマイニングによる大量の計算による改竄のチェックを採用していないので、ある意味当然と言えよう。

マイニング(採掘)がない

ビットコインのように採掘によって新たに発行されることはない。すでにすべてのXRPは発行済みである。